得意科目を利用して難易度を下げる

得意科目があったらラッキー

さて、前のページでは、「苦手科目でも、基本だけは押さえた方がよい」という話をした。

そして苦手科目は、大抵の受検生にあるものだ。
しかし、得意科目は全ての受検生にあるとは限らない。

だから、得意科目がある人はラッキーなのである。
その得意科目から、知識の枝葉を他の科目に伸ばしていくことができるからだ。

FP試験の科目は、相互関係が強い

例えば、「相続」科目に興味がある人がいるとしよう。
この人は、「相続・事業承継」は得意だからよく勉強し、高得点も狙えるが、
「・・・他の科目は不安だなー・・・。」
「資産運用や不動産なんて興味も知識もないよー・・・。」
・・・という状態だったとする。

そんな人でも、相続に興味があって、相続税の計算問題に凝っているうちに、税法全体に興味が出てきて、タックスプランニングを自発的に学習したくなることがある。

また、相続対策に生命保険を使う方法を学習していると、生命保険商品全体について体系的な知識が欲しくなるから、リスク管理の学習にも食指を伸ばしていく可能性も高い。

そして、日本における相続対策と言えば、不動産は欠かせない。
だから自然な興味として、不動産の譲渡や有効活用について学習を深めたくなるはずである。

更に、人の死亡時につきものの遺族年金の知識や準確定申告の知識なども、自然に身についていくと思われる。

このように、FP試験の科目というものは、一見かけ離れているように見えても、実はこうして、水面下で密接につながりあっているのだ。

そして、この相互のつながり合いを俯瞰的に説明することこそ、FPの仕事であると言える。

だから、得意科目や興味が持てる科目がある人は、このようにして自分の知識欲に忠実に従い、知りたいことをそのまま学習していくという勉強法を取ることができる。

試験対策としては、効率は必ずしもよくないかもしれないが、自分の知りたいことを学習し、自発的に覚えた知識というものは、忘れてしまうものではない。

試験合格後にも、生きた知識として、必ずその人の役に立つものなのである。

⇒FPに合格できない? この方法なら大丈夫

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