苦手科目を失くして難易度を下げる

FP2級試験は範囲が広い

とかくFP試験というのは、試験範囲が広い。

そして、ライフプランニング、リスク管理、金融審査運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継というように、科目同士の関連性も薄い。

その上、タックスプランニングひとつとっても、所得税、法人税、消費税、個人住民税、法人住民税・・・etc.というラインナップで、全ての項目をくまなく覚えようとすると、相当な困難を伴う。

苦手科目は、誰にもある

だから、「私は相続・事業承継は大得意なんだけど、金融資産運用は全くダメ。テキストの表紙を見るだけで、イヤな気分になっちゃうわ。」というような人は、結構たくさんいると思うのだ。

・・・というより、これだけ試験範囲が広いと、そういう得手不得手がある人の方がスタンダードな存在だと思う。それはごく普通の、ごく自然なことである。

苦手科目を“捨てない”

さて、ここでFP2級試験の合格基準について、おさらいしてみよう。

〇学科試験は、60問中36問以上正答していること、
〇実技試験は、50問中30問以上正答していること
である。要するに、どちらも6割が取れていればよいのだ。

そしてこの試験には、国家試験によくある「全ての科目で〇点以上取らなければならない」というような足きり制度はない。

そうなると・・・
「じゃあ、苦手科目は捨てて、得意科目だけ勉強すればいいだろう」
と考えたくなる人も多いと思う。

しかし、それは、あまりにももったいないのである。

簡単な問題と難問は、混在している

どんな試験でもそうだが、1回の試験問題の、1つの科目の中には、難易度の高い問題と難易度の低い問題が混在しているものだ。

例えば「リスク管理」科目の中には、誰でも解けるような簡単な問題もあれば、普段から保険実務をしている人にも容易に解けないような、難しい問題も入っていると思う。

さて、今「誰にも解けるような」簡単な問題、と書いたが、厳密に言えば、誰にも解けるわけではない。
だって、どんなに簡単な問題でも、その科目の知識が全くなければ解けるはずがないではないか。
逆に言うと、基礎的な知識だけでもあれば、簡単な設問だったら解けるということになる。

基礎だけでも押さえること

だから、苦手科目であっても、たとえテキストを手に取るだけで頭痛がするほど嫌いな科目であっても、基本の基本だけはがっしりと学習しておいた方がよい。

例えば金融資産運用だったら、マーケットの基本的考え方と、預貯金、株式投資、債券投資、投資信託くらいまでは、しっかりとチェックしておきたい。

・・・その他の、デリバティブだのポートフォリオだの外貨建商品だのについては、とりあえず後回しにしておき、試験前に時間があったら学習すればよいのだ。

こうして基礎の基礎だけでも押さえておけば、苦手科目の中でも、簡単な設問は解くことができる。

このようにして、たとえ苦手科目であれ、解ける問題を確実に解いていくのが、FP2級試験の難易度を下げることにつながるのである。

⇒FPに合格できない? この方法なら大丈夫

ページ上部に戻る